高台から里町内を一望
高台から里町内を一望
里町は綾部市街地から北へ由良川を越えた地域で、吉美地区の玄関口に位置し、市街地に近く程よい田舎と言えます。中央を府道舞鶴綾部福知山線が貫通し、約130世帯350人の住民が暮らしています。
里町自治会の運営方針として、『ご近所』『組・お隣さん』を大切に、「できるときに、できることを、できる人が」の考え方で住民福祉の増進に努めています。
また、近年多発する自然災害に備え、令和元年度に自主防災組織「里町防災会」を結成し、研修会や防災訓練を通じて住民の防災意識の高揚を図るとともに、ハザードマップを全世帯に配布し「いざ」というときに備えています。
里町も少子高齢化の流れには逆らえませんが、Uターン・Iターン者も増えており、青壮年グループ「金曜会」、「里町お助け勝手連」、「令和会」、「里っこパン」、「味里会」など住民有志の力も借りて各種イベント・自治会行事を盛り上げるなど地域の活性化に取り組んでいます。
また、里町には、人皇77代後白河天皇の第2皇子「高倉の宮以(もち)仁王(ひとおう)」をお祀りしている「里宮高倉神社」があります。
毎年9月の秋の例大祭には高倉町にある高倉神社から神輿や日の神、御旗、獅子舞など子どもから大人まで多くの吉美地区住民による御旅が里宮高倉神社まで巡行されます。また、市指定無形民俗文化財の「ヒヤソ踊」という田楽踊りが奉納されることでも有名です。
春には神社参道に桜が咲き誇り、満開の桜通りは見事なもので多くの方が見学に訪れています。
また、里町には高齢者福祉施設「どんぐりの家」があり、開設以来施設利用者だけでなく地域住民にも施設を開放し交流の場を提供していただいており、地域密着型の施設として住民に親しまれています。
さらに、京都府中丹文化会館、綾部市中央公民館、天文館「パオ」、資料館、高齢者福祉センター「清山荘」の教育・文化施設が集積しており、魅力あふれるすばらしい環境が整っています。
このように、里町は魅力がいっぱいある住みやすいまちです。移住、田舎暮らしをお考えの方もぜひお越しください。お待ちしています。
里宮高倉神社
秋の例大祭 神輿の巡行 (里宮高倉神社)
里宮高倉神社参道の桜並木
桜並木のライトアップ
天文館「パオ」